国際結婚準備室 file No.14
AGE
60代から国際結婚を考えるのは遅いのか
60代になってから国際結婚を考える男性はいます。
長く独身だった人もいれば、離婚や死別を経験した人もいるでしょう。
子どもが独立し、
「これからの人生を一人で過ごすのではなく、もう一度パートナーと暮らしたい」
と考えるようになる人もいます。
では、60代から国際結婚を考えるのは遅いのでしょうか。
私は、年齢だけで「遅い」と決める必要はないと思っています。
60代でも仕事を続けている男性はいますし、健康で活動的な人もいます。生活基盤が整い、若い頃より落ち着いて家庭を考えられる人もいます。
ただし、もう一方で、
「外国人女性なら60代でも簡単に結婚できる」
という考え方にも賛成できません。
国籍が違っても、女性にも結婚相手を選ぶ基準があります。
だから60代からの国際結婚では、
年齢を気にして諦めるのでもなく、年齢を無視して突っ走るのでもない。
自分の年齢を含めた現実を一度きちんと整理するところから始めます。
AGE GAP
60代では年齢差が大きくなりやすい
60代男性が国際結婚を希望する場合、相手女性との年齢差が大きくなることがあります。
たとえば、
60歳と40歳なら20歳差。
65歳と35歳なら30歳差。
60代男性が子どもを希望して、さらに若い女性を希望すれば、年齢差はもっと大きくなる場合があります。
年齢差がある結婚そのものを否定する必要はありません。
実際に二人が納得して結婚するのであれば、それは二人の判断です。
ただし男性側が、
「外国では年上男性が人気だから」
「日本人男性なら大丈夫だろう」
「経済力があれば年齢差は問題にならない」
と簡単に考えるのは危険です。
女性側から見れば、結婚はこれから何十年も続くかもしれない生活です。
男性が今元気かどうかだけではなく、
5年後。
10年後。
20年後。
まで考える可能性があります。
年齢差を問題にしないことと、年齢差によって起きる現実を考えないことは別です。
FUTURE
女性が見ているのは「今のあなた」だけではない
60代男性が35歳の女性と結婚するとします。
結婚した瞬間だけを見れば、
「二人が好きなら問題ない」
と思えるかもしれません。
しかし10年後には、男性は70代、女性は40代です。
20年後には、男性は80代、女性は50代です。
もちろん将来何が起こるかは誰にも分かりません。
若い男性でも病気になることはあります。
だから年齢だけですべてを決めることはできません。
それでも結婚を考える以上、
仕事。
収入。
健康。
住まい。
老後。
介護。
女性自身の仕事や人生。
こうした将来について、ある程度は話せる方がいいでしょう。
ここで必要なのは「絶対大丈夫」と約束することではありません。
自分の年齢を含めて、これからの生活を現実的に考えている男性かどうか。
女性にとっては、そこが安心材料になります。
WORK & MONEY
現在の年収より「これからの収入」を考える
60代では、仕事の状況も人によって大きく違います。
会社員として現役で働いている。
再雇用になった。
自営業を続けている。
年金を受け取り始めている。
すでに退職している。
数年後に仕事を辞める予定。
さまざまです。
そのため60代の国際結婚では、
「今いくら稼いでいるか」だけでは足りません。
今後収入がどう変わるのか。
年金はいくらくらいになるのか。
住宅費はどうなるのか。
貯蓄はどの程度生活に使えるのか。
女性が日本で働くことを希望した場合、どう考えるのか。
二人でどんな生活水準を作るのか。
ここまで考えます。
だからといって、資産が多くなければ国際結婚できないという話ではありません。
大切なのは、
自分たちが無理なく続けられる生活を説明できることです。
見栄を張って「お金なら心配ない」と言うより、現実的な生活を一緒に考えられる男性の方が、長い結婚生活では信頼につながります。
CHILDREN
子どもを希望するなら「欲しい」だけで終わらせない
60代男性が若い外国人女性を希望する理由の一つに、子どもを持ちたいという希望があることもあります。
子どもを希望すること自体を否定する必要はありません。
ただし、
「若い女性と結婚すれば子どもを持てる」
というところだけで考えないことです。
まず、相手女性自身が子どもを希望しているのか。
そして子どもが生まれた後の生活も考えます。
たとえば65歳で子どもが生まれれば、子どもが10歳のとき男性は75歳です。
20歳のときには85歳です。
教育費。
生活費。
自分の仕事。
健康。
妻の仕事。
もし自分に何かあった場合の生活。
こうしたことまで考えて、
「子どもが欲しい」ではなく、「父親として何を準備できるか」
を考える必要があります。
これは60代男性を否定する話ではありません。
むしろ本気で子どもを希望するからこそ、考えておきたい現実です。
HEALTH
健康について必要以上に隠さない
60代になれば健康について考える機会も増えます。
もちろん、60代だから病気があるとは限りません。
非常に元気な60代もいます。
一方で、
定期的に病院へ通っている。
薬を飲んでいる。
以前大きな病気をした。
生活上少し注意していることがある。
という人もいるでしょう。
結婚相手に、最初から自分の健康情報をすべて話す必要はありません。
しかし関係が進み、結婚を現実的に考える段階になったら、
二人の生活に関係することを意図的に隠さない。
これは重要です。
女性にも同じことが言えます。
必要な確認と、相手の過去を何でも調べる詮索は違います。
お互いが安心して結婚を判断するために必要なことを話す。
健康もその一つです。
LIFE
「自分の生活に妻を入れる」だけではない
60代になると、自分の生活スタイルがかなり完成している男性もいます。
何十年も住んでいる家。
毎日の食事。
起きる時間。
寝る時間。
休日の過ごし方。
趣味。
友人。
親族との付き合い。
本人にとっては、それが普通です。
そこへ外国人女性が日本へ来て一緒に暮らす。
男性側は、
「家もあるし、生活には困らない」
と思うかもしれません。
しかし女性から見れば、
母国を離れる。
家族や友人から離れる。
言葉が変わる。
食生活が変わる。
人間関係が変わる。
仕事が変わる可能性もある。
非常に大きな生活変化です。
だから結婚後は、
「俺の今までの生活に合わせてもらう」のではなく、二人の新しい生活を作る。
この考え方が必要になります。
RESPECT
年齢差を「上下関係」にしない
60代男性と若い女性では、人生経験に大きな差があります。
しかし、
人生経験が長いことと、相手より偉いことは同じではありません。
「俺の方が人生を知っている」
「日本ではこうするんだ」
「君は若いから分からない」
こうした言葉が増えると、夫婦ではなく先生と生徒のような関係になってしまいます。
特に女性が日本へ来れば、言葉や制度について男性を頼る場面も増えるでしょう。
そこで男性がすべてを決めてしまえば、女性は自分の意見を言いにくくなります。
年齢差が大きいからこそ、
女性の話を聞く。
本人に選んでもらう。
二人で決める。
違う意見を否定しない。
年齢差を「支配する理由」ではなく、「より丁寧に尊重する理由」にする。
私は、この方が国際結婚では大切だと思っています。
STRENGTH
60代には60代の強みもある
ここまで読むと、
「60代は不利なことばかりなのか」
と思うかもしれません。
そんなことはありません。
60代まで生きてきたからこそ持っているものもあります。
仕事を続けてきた経験。
生活を維持してきた経験。
住まい。
経済的な基盤。
人間関係。
困ったときの対応力。
若い頃より感情的にならなくなった人もいるでしょう。
こうしたものは、結婚生活では強みになります。
ただし、その強みを
「俺には金がある」
「俺は経験豊富だ」
と自慢する方向へ使わないことです。
女性が安心して新しい生活を始めるために使う。
そこで初めて、年齢を重ねたことが結婚相手としての価値になります。
CHECK
60代男性が女性を探す前に確認したい8つ
国際結婚を考えているなら、一度次のことを書き出してみてください。
- なぜ今、結婚したいのか
- どのくらいの年齢の女性を希望しているのか
- その年齢差を自分はどう考えているのか
- 仕事と収入は今後どう変わるのか
- 子どもを希望しているのか
- 自分の健康について整理できているか
- 女性が日本へ来た後、どんな生活になるのか
- 10年後、20年後の生活を少しでも考えているか
完璧な答えを用意する必要はありません。
大切なのは、
一度も考えたことがない状態のまま、若い外国人女性を探し始めないことです。
PREPARATION
60代の国際結婚は、若さを競うものではない
60代男性が30代男性と若さで競う必要はありません。
年齢を隠す必要もありません。
無理な若作りも必要ありません。
整えるべきなのは別のところです。
清潔感。
健康管理。
生活。
仕事と収入。
住まい。
コミュニケーション。
相手への態度。
将来への準備。
そして、自分から動く行動力。
年齢は変えられません。
しかし、
女性から見た「結婚相手としての自分」は、今からでも変えられます。
ここが60代から国際結婚を考えるときの大事なところです。
CONCLUSION
60代だからこそ「結婚した後」まで考える
60代から国際結婚を考えることを、年齢だけで諦める必要はありません。
しかし、
若い外国人女性と出会えれば成功。
結婚できれば成功。
日本へ来てもらえれば成功。
でもありません。
その後に何年、何十年という生活があります。
自分はどんな夫になれるのか。
女性は日本でどんな生活をするのか。
二人でどんな将来を作るのか。
そこまで考えて初めて、結婚の準備になります。
60代男性が最初に考えるべきなのは、
「若い外国人女性から選ばれるだろうか」だけではありません。
「自分は、一人の女性が人生を一緒に歩きたいと思える男性だろうか」
ということです。
選ぶ前に、選ばれる準備をする。
60代からの国際結婚でも、この順番は変わりません。
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60代から国際結婚を考えるなら、女性を探し始める前に、自分の現在地を一度整理してみてください。
年齢差。
仕事と収入。
生活。
健康。
子ども。
結婚後の暮らし。
そして、自分が相手女性にどんな生活を提供できるのか。
国際結婚を考え始めた男性が、最初に整理しておきたいことを無料PDFにまとめています。

